・緊張症の会話
緊張症の人にとって、知らない人と話すということは大変な苦痛となりますよね。
しかし、社会人になるとそういった機会は何度もやってきます。
仕事の取引先相手だったりすると、会話を避けることはできません。
仕事の相手なら仕事中心の会話をすればいいのですが、円滑に話を進めるためにやはり少しながらの日常会話は必要です。
この日常会話こそ、緊張症の人が特に不得手とする部分でもあります。
いったいこのような場合、どのような会話をして乗り越えるべきか・・・毎回頭を悩ませることでもあります。
果たして、緊張症の人が知らない人と会話をする時にはどうすればいいのか。
そのコツを、少しご紹介をしたいと思います。
・天気の話をする
天気の話は鉄板です。
なぜなら、どのような人でも参加することができるテーマだからです。
もちろん、天気で持つ会話の時間はせいぜい3分〜5分といったところでしょう。
しかしたとえ数分でも間を持たせることができるのは、緊張症の人にとって大きいと思います。
・下調べをする
会話をする相手のことが事前にわかっている場合、下調べをすることで会話の役に立ちます。
もし相手がブログやツイッターを嗜んでいる場合は、そこから趣味などの情報を集めることができます。
自分と共通する趣味だった場合はラッキーです。
自分の専門分野でもありますので、その趣味を話題とすることで会話も弾みやすくなります。
合わない趣味だった場合も、がっかりする必要はありません。
「佐藤さんは釣りが趣味なんだそうですね。実は私も釣りに興味を持っているのですが、何から手をつけたらいいのかわからなくて・・・」と教えを請うてみましょう。
趣味に関しては、多くの人が饒舌になります。
ましてや知識を披露できるわけですから、相手も悪い気持ちはしないでしょう。
またこれなら、必然的に聞き役に回るので自分から話しにくい緊張症の人にはピッタリです。
趣味以外にも、出身地など会話のきっかけとなるヒントはブログやツイッターに転がってると思います。
緊張症の人にとってよく知らない人と会話をすることは苦痛です。
しかし、事前に下調べをして何を話すか決めておくことで少しその緊張も緩和されるのではないでしょうか。