弁護士に年齢制限はある?

・仕事と年齢

基本的に、年齢を重ねていくほどできる仕事というのは少なくなっていきます。
なぜなら求人には、○○歳までというように年齢制限が設けられていることが多いからです。

また年齢制限を設けていない求人でも、能力が同じくらいなら若い人の方が良いというのが企業の本音ではないでしょうか。
若い人の方がより長く企業に貢献できる可能性が高いので、一概に雇い手を責めることはできません。
基本的に転職市場は、若者に有利なのです。

・弁護士と年齢

年収1000万以上が3割を超えていると言われている弁護士。
収入だけではなく、その社会的地位の高さも魅力です。
一般企業に就職したけど、やっぱり弁護士になりたい。

そう思っても、年齢がネックにならないか心配をしている人もいると思います。
弁護士になるためには司法試験に受からなければいけませんが、その受験資格に年齢制限は設けられていません。
何歳であろうと弁護士を目指すことはできるのです。

参考/阿野順一

・弁護士にはなれるけど・・・

何としても、弁護士になりたい。
そう思い本気で取り組めば、40歳でも50歳でも弁護士になることは可能です。
しかし雇用をする事務所からすれば、経験が浅い弁護士を雇うのならやはり若い人の方がいいというのが本音だと思います。

そのため、勤務弁護士になるにはかなりの苦労があることが予想されます。
独立をしてしまえば年齢は関係ないと言えますが、他の事務所での下積みなしに成功するのは難易度が高いです。
弁護士の3割は年収1000万以上を稼いでいますが、その一方で2割は100万にも満たないと言われています。

・諦めるのも勇気

年齢をある程度重ねている人で弁護士になりたいという人は、諦めるのもまた勇気だと思います。
弁護士にならなくても、今の仕事で社会に貢献することはできます。
司法試験に年齢制限はありませんし本人の自由ではありますが、弁護士に転職をしたいという人は1度よく考えてみましょう。

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